令和6年度京都発革新的医療技術研究開発助成事業に採択されました。

事業名:「中枢性感作診断支援のためのデジタルヘルスプラットフォーム」

概要: ハプキタス株式会社は、中枢性感作による痛覚変調性疼痛に対応する革新的な診断支援デバイス「Pain Compass」を京都市の支援を得て開発を実施します。このデバイスは、ペルチェ素子を利用し、温冷刺激によるサーマルグリル錯覚を活用して、非侵襲的に痛みを定量化します。

事業内容

  • デバイス開発
    • 非侵襲的診断: 痛覚変調性疼痛の早期診断をサポートし、患者の生活の質を向上させることを目指しています。
    • 技術的特徴: ペルチェ素子を使用し、温冷刺激により中枢性感作を評価。スマートフォンと連携し、簡単な操作で結果を得られます。
  • アプリケーション開発
    • データ収集と分析: クラウドを介してデータを収集し、AIを用いて診断結果を分析。医療従事者の診断をサポートします。
    • ユーザーフレンドリーな設計: 医療の現場で簡単に使えるインターフェースを提供します。
  • 共同研究
    • 研究機関との連携: 関係大学研究機関と共同で、技術実証試験や臨床試験を実施予定。
    • 研究の流れ: 基本機能の検証後、2025年以降に広範な臨床試験と市場投入を予定。

今後の展開:

  • 市場投入: 2025年以降、国内外の市場での展開を目指し、医療分野に新たな基準を確立します。
  • 社会的貢献: 患者のQOL向上、医療費削減、そして医療現場での診断と治療の効率化に貢献します。

京都市 産業振興 報道発表へのリンク

https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000329306.html