福岡オフィス「リサーチ&ビジネス拠点」を新設
ハプキタス株式会社は、福岡市に新たなサテライトオフィス「リサーチ&ビジネス部門」を開設しました。
この新拠点は、医療機器・リハビリ機器のマーケットリサーチと販売を強化するための重要なセクションとなります。
新オフィスの責任者は、千の栞代表の岡部氏です。
岡部氏とは、10年以上にわたりリハビリ機器の販売とマーケットリサーチを共同で行ってきた信頼関係に基づき、この取り組みを一緒に進めています。
設立の目的
福岡オフィスは、痛みの可視化デバイスである「Pain Compass」の開発における臨床リサーチの拠点です。
医師、鍼灸師、理学療法士の方々からのフィードバックを収集し、痛みの評価と診断支援を強化します。私たちは、医療機器の最終申請を目指し、さらに福岡県内での製品の量産化を目指します。
痛みの評価と治療への新アプローチ
痛みは「不快な感覚体験と感情体験」として定義されており、これを客観的に評価することは大きな挑戦です。福岡オフィスは、岡部氏らの豊富な経験と知見を活かし、医療施設・デイケアやグループホームなどでの実践的な医療連携を通じて、痛みの評価と治療に関するリサーチを進めます。
新しい治療法の検証
さらに、「Pain Compass」開発の一環として、評価支援から治療まで一貫して提案するために、振動マシンを用いた「バイブレーションセラピー」の効用を検証します。これは、痛みの治療の新しい選択肢としての可能性を探るものです。医師、鍼灸師、セラピストや薬剤師など多職種との連携が重要であり、岡部氏らの経験と役割は非常に重要です。
多職種連携と地域医療への貢献
岡部氏は、NPO法人福岡東在宅ケアネットワークの理事およびNPO法人子どもホスピスプロジェクトの監事を務めており、地域医療の連携を推進しています。彼のリーダーシップの下、新オフィスは痛みの評価と治療における新しいソリューションを提供し、患者や高齢者、障害を持つ小児のケアに貢献することを目指します。
ハプキタス株式会社は、福岡オフィスの拠点を得て、新しいリサーチとビジネス展開を進め、さらなる医療機器・リハビリ機器の開発と販売を強化してまいります。