立命館大学 情報理工学部 野間教授との技術指導契約を締結しました。
この度、ハプキタス株式会社は立命館大学 情報理工学部の野間教授と技術指導契約を締結しました。今回の契約により、野間教授が開発されたMEMS触覚センサを提供いただき、ハプキタスが皆様にご紹介させていただくことが可能となりました。
MEMS触覚センサの概要
MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を応用し、野間教授が開発した超小型の触覚センサは以下のような特長を持っています。
- 構造と原理:
- Si基板の上に極小マイクロカンチレバーを複数個作製。
- 全体を弾性体(エラストマ)で覆う構造。
- 弾性体の上部に外力が作用すると、弾性体が変形し、カンチレバーの傾斜角度も変化。
- 計測機能:
- 電気的にカンチレバーの傾斜角を計測。
- 適切な演算を施すことで、弾性体上部に作用する外力を3軸(圧力+剪断力2軸)として計測可能。
- サイズと実現:
- 現在の試作センサは直径1mm、高さ1mmのサイズで実現。
この最先端技術により、私たちは触覚の計測精度とリアルタイム性を飛躍的に向上させることができます。今後もハプキタスは、触覚技術の研究開発を進め、医療・リハビリ分野での新たな可能性を探求してまいります。引き続き、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
立命館大学 メディアエクスペリエンスデザイン研究室 野間教授のウェブサイトのリンク MEMS触覚センサのリンク
https://www.mxdlab.net/people/haruo-noma
https://sites.google.com/mxdlab.net/mems-tactile-sensor/japanese%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E