痛みに関する診断をサポートするシステムの特許を申請しました

痛みを抱える方々の診断を補助するシステムを開発するため、特許を申請しました。

痛覚変調性疼痛という痛みがあります。脳の神経回路の変化に伴って痛みが感じられ、身体や神経に異常がなくても痛みを感じる病態です。痛覚変調性疼痛の病態の代表的な診断名は「線維筋痛症」「過敏性腸症候群」などが挙げられますが、それらを診断するための検査は、現状問診での診断しかなく、血液検査やMRIなどの検査をしても異常が見られません。

適切な投薬や治療が見込めず患者さんの日常生活や社会生活に支障をきたしているという現状の課題を解決するため、私達は早期診断ができるシステムを開発・社会実装し、少しでも痛みに耐える生活を改善するお役に立てればと考えています。